今年に入って、神奈川県の相模川を遡上するアユが大量発生していると報告されています。

1999年から昨年までの平均が400万~500万尾に対して、今年は約10倍の4600万尾が4月1日から5月27日までに確認されているということです。

 

釣り客は大喜びでしょうが、地元民の間では「気持ちが悪い」という声があがっているそうです。

それは、地元の老人の話では、関東大震災の前日に相模川や同じ神奈川県の酒匂川で、アユが入れ食い状態になったと伝えられているからです。

 

今回もアユの大量発生が、関東大震災の前兆ではないかと心配する向きがあるようです。

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地震

アユに地震予知能力はあるのか?

このような言い伝えはアユに限らず全国各地に存在するらしく、東北の三陸地方では「イワシが豊漁だと大地震が起こる」という言い伝えがあり、実際に明治三陸地震(1896年)と三陸沖地震(1933年)の直前にはイワシが豊漁だったようです。

 

その他にも、普段はめったに見られない深海にすむリュウグウノツカイが、1995年の阪神大震災の4日前に三重県の南島町沖の定置網で捕獲されたり、2004年にはやはり三重県で紀伊半島南東沖地震の2か月前に見つかっています。

 

アユやイワシが地震を予知する能力があるということは、科学的には解明されていませんが、専門家の話によると全ての魚には、低周波や水流を感知する「側線」という感覚器官を持ち、地震前の地殻変動で生じる低周波などを感じることが出来るようです。

 

この「側線」の感知力は、人間よりはるかに優れているということもあり、その魚類学者によれば今回のアユの大量発生も地震発生との関係があると思われるということです。

ナマズと地震の関係は?

よく知られているのが、ナマズが暴れれば地震が来るといった言い伝えです。

 

このナマズと地震の関係を解明しようと科学的な研究がされたことがあるようです。

有名なところでは、東京都水産試験場で1978年から1992年までに行われた観察研究の結果、実際の地震の10日までに以上行動が見られたのは、87例のうち27件であったようです。約31%の確率で地震の発生を予知したという結果だったようです。

 

なぜナマズなのかという理由は、ナマズには水中の微弱な電流を感じる能力があり、地震の前兆となる地殻の変動で生じた微弱な電気を感じることが出来るからだと言われています。

 

ナマズの微弱な電流を感じることの能力は。他の魚や人の約100万倍の能力を持つと言われています。

 

ナマズはこの電流を感じるロレンチーニ器官というものを体表に持っていると言われています。

このロレンチーニ器官は、サメの頭部やウナギの体表にも存在すると言われています。

 

またウナギのロレンチーニ器官の近く能力は、ナマズより優れていてナマズの約10倍と言われています。

 

ですから、ナマズよりウナギの方が地震予知能力があると言えると思います。

 

ただ、前出したアユやイワシにはこのロレンチーニ器官がないため、微弱な電流を感じることは出来ないということです。

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結局地震予知は出来るのか?

結局つまるところ、今回のアユの大量発生は関東大震災の前兆なのかという点が一番の感心のあるところです。

 

アユに関しては、実験例がなく結局不明のようです。

ただ、経験則から言えば否定をする科学的な根拠もないということだと思います。

 

また、ナマズのことについても的中率31%とでは、実用範囲での地震予知ができる範囲ではないようです。

 

私の結論としては、現段階では近いうちに関東大震災が来るというのは分からないという結果です。

 

ただ、いつかは必ず関東大震災規模の地震が起きることは間違いないために日頃から震災に備えた準備はしておきたいと思っています。

 

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